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[WBCランキング]2018.11.15

亀田和毅が暫定王座に 統一戦は実現するのか!?

 WBC(世界ボクシング評議会)の最新ランキングが15日に発表され、先日12日に1位のアビゲイル・メディナ(スペイン)とSバンタム級暫定王座決定戦を争い、判定勝ちを収めた亀田和毅(協栄)が暫定王座に就いた。正規王座にはアマチュア時代の亀田に唯一の土をつけたレイ・バルガス(メキシコ)が就くが、現在は怪我のため休養中。「借りを返したい」とリベンジに燃える亀田と統一戦が実現するかは不明だ。
左から堀川、石田
 ほか、国内選手で目立った変動は、Lフライ級の堀川謙一(三迫)が14位から7位にアップ。Sフライ級は大晦日にWBO(世界ボクシング機構)同級王座決定戦に出場する井岡一翔(米)が3位から消え、代わって元日本同級王者の石田匠(井岡)が圏外から14位に復活した。
左から勅使河原、セルバニア、阿部
 Sバンタム級は、前回バンタム級19位にランクされていたWBOアジアパシフィック・Sバンタム級王者の勅使河原弘晶(輪島功一スポーツ)が12位に、前回フェザー級12位のゼネシス・カシミ・セルバニア(カシミ)は階級を下げ11位にランクされた。
 フェザー級は阿部麗也(KG大和)が前回の20位から圏内の15位に飛び込み、IBF(国際ボクシング連盟)同級4位に続く世界ランク入りをはたした。阿部は来年のチャンピオンカーニバルで日本同級王者の源大輝(ワタナベ)に挑むことが決まっている。
進退が注目される村田
 最後にミドル級は、先月21日の防衛戦でロブ・ブラント(米)に敗れ、WBA(世界ボクシング協会)ミドル級王座から陥落した村田諒太(帝拳)が同級6位にランクされた。

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