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来春予定されるWBSS(ワールドボクシング・スーパーシリーズ)準決勝でWBA世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)と対戦するのは――。その相手を決めるWBSSバンタム級準々決勝、IBF世界同級タイトルマッチが日本時間21日、米フロリダ州オーランドで行われ、王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と指名挑戦者のジェイソン・モロニー(豪)が激突した。
この試合をリングサイドで観戦するため、井上は大橋秀行会長と現地入り。18勝全勝12KOのロドリゲスが勝つと予想していたが――。
この試合をリングサイドで観戦するため、井上は大橋秀行会長と現地入り。18勝全勝12KOのロドリゲスが勝つと予想していたが――。
試合後は井上が祝福
先日の準々決勝でファンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)を70秒KOで瞬殺した井上と同じく、優勝候補の一角とされていたロドリゲスだが、この日はアグレッシブに攻めるモロニ―に苦戦。ボディを攻め立てられると得意のボディワークにも陰りを見せた。
井上とのフェイスオフ
もつれこんだ試合は判定115-113,113-115,115-113と2者から支持されたロドリゲスが辛くも逃げ切りに成功。試合後はリングに上がった井上から祝福の言葉を受けたが、今日の出来ではモンスターの対抗馬として、ファンは物足りないと感じざるを得ないだろう。
井上、大橋会長とWBSS関係者
WBSSバンタム級トーナメントは、これでWBA王者の井上、WBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)、IBF王者ロドリゲスの準決勝進出が決定。残り一枠を11月3日に英国グラスゴーでWBA統一王者ライアン・バーネット(英)と世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(米)が争い、勝者はテテと対戦する。