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日本フライ級5位のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が15日、10月1日から2週間の予定で行われた関東合宿を終え、次は神戸の千里馬神戸ジムで2度の世界戦経験を持つ元日本チャンピオンの帝里木下(千里馬神戸)とのスパーリングを報道陣に公開した。阿久井は次戦、地元岡山で開催される「桃太郎ファイトボクシング36」のメインイベントでWBA世界同級11位のジェイセバー・アブシード(比)と拳を交え世界ランキング入りを狙っている。
岡山県民として支援していきたい
練習前に囲み取材に応じた阿久井は「今回の興行では岡山の総社でやるので、今年の豪雨被害に遭った方々を元気にしたい気持ちもあり、罹災(りさい)証明書を持参いただいたら試合は半額で見てもらえます」と今年7月の西日本豪雨復興支援を掲げ岡山県総社市の被災者を支援すると語った。
世界ランカー挑戦については「相手は典型的なフィリピンスタイルのボクサーですね。しっかり対策はできたと思うので、良い形で勝てれば良いです」と意気込んだ。
世界ランカー挑戦については「相手は典型的なフィリピンスタイルのボクサーですね。しっかり対策はできたと思うので、良い形で勝てれば良いです」と意気込んだ。
白熱した3ラウンドのスパーリング
次戦世界ランカーにアタックする阿久井はスパーリングに入ると、丁寧にジャブを突き帝里の距離を測ると、右ストレートを上下に打ち分けヒットを重ねた。帝里もサイドの動きを駆使して阿久井を誘うと左アッパーで応戦。3ラウンドの白熱したスパーリングを終えた。
帝里木下(千里馬神戸)
実戦練習を終えた帝里は「倒せるパンチを持っていますね。対応力が高いという感じでした。次の試合でランキングを獲って、世界チャンピオンになって欲しいですね」と関西のホープに期待した。阿久井は「懐が深くてやりにくい感じでした。勉強になりました」と帝里とガッチリ握手を交わした。
ユーリ阿久井政悟の次戦は岡山総社!