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[試合後談話]2018.10.13

堀川謙一と板垣幸司が1年8ヶ月ぶりの再戦

 日本Lフライ級挑戦者決定戦、同級1位の堀川謙一(38=三迫)対同級2位の板垣幸司(35=広島三栄)が12日に後楽園ホールで行われた。両者は昨年2月に広島でWBOアジアパシフィック王座決定戦を行い、この時は堀川が判定勝ちを収めている。場所を変えてのリターンマッチ、勝って日本王座に挑戦するのは――。
堀川がストップ勝ち
 プレスをかける堀川に対し、板垣がサークリングしながら右を合わせる。序盤は板垣のアウトボクシングが機能したが、4回からは堀川が圧力を強めボディ攻撃で板垣の体力を削った。すると、7回、右フックで効かせると連打で攻勢。手が出なくなった板垣を見てレフェリーが試合を止めた。
必ず返り咲くと堀川
 試合巧者ぶりを発揮した堀川は、「最後は右のスィングが相当効いていたのでまとめて決めた。距離に関しては、無理に行かないということを加藤トレーナーと試合前に話していてプラン通りにできた」。 「板垣選手はパンチを外すのが上手く、なかなか当てさせてもらえなかった。前回は判定だったのでTKO勝ちはうれしい」と試合を振り返った。
 会見の最後に「(日本王座を)必ず獲りたい」とタイトル奪還を目指す38歳の言葉には重みが感じられた。
前進するパワーを止められなかった
 一方、悔しい敗戦となった板垣は、「良い感じの距離で戦えていたが、ガードが下がったところにパンチをもらってしまった。効いたパンチは最後の右フックだけでまだ続けられた。ストップは正直早いと思った」と唇を噛んだ。
採点表

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