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日本時間15日に米国デビューをはたす、WBO(世界ボクシング機構)アジアパシフィックSライト級王者の岡田博喜(28=角海老宝石)が、試合地のカリフォルニア州フレズノで調整を続けている。7日に現地入りした岡田は、佐藤直樹トレーナーとのミット打ちをはじめ、同行した元世界王者の小國以載、日本同級王者の細川バレンタイン、同ランカー今野裕介を相手にしてのスパーリングで最後の仕上げに入った。
陣営のバックアップは充実!
米国有力プロモーターのトップランク社と3年間、年3試合の契約を結んだ岡田は、今回のテストマッチで35戦27勝(11KO)6敗2分をマークするクリスチャン・ラファエル・コリア(アルゼンチン)とSライト級10回戦で対戦するが、同イベントのメインでWBC同級王者ホセ・カルロス・ラミレス(米)に挑戦する同級3位アントニオ・オロズコ(米)が計量失格となった場合、WBO3位を筆頭に主要4団体で上位にランクされる岡田が代役の挑戦者に抜擢される可能性もある。
やってやります!
そのため、変則ボクサーのコリア、ファイターのラミレスと、タイプが違う二人を想定しなければならず、対策の難しさが悩みどころ。それゆえに陣営は、岡田のサポート要員としてほかに同級のアオキクリスチャーノ、日本Sウェルター級暫定王者の渡部あきのりを後発隊として合流させ、バックアップの充実を図っている。WBA世界ミドル級王者の村田諒太(帝拳)をはじめ、海外のリングで活躍する日本人選手が増え始めた昨今、この流れに岡田が乗れるのか注目したい。