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ミドル級でOPBF東洋太平洋とWBOアジアパシフィックの2冠を持つ秋山泰幸(38=ワタナベ)の初防衛戦が、9月26日(水)の後楽園ホールで日本2位、OPBF同級13位の細川チャーリー忍(34=金子)を迎え予定されいることが分かった。二人の対戦は今回が2度目で、昨年3月のノンタイトル戦は秋山が77-75,77-75,76-76と2-0の判定で辛勝したが実力は伯仲。互いにこの1年半でどれだけ成長したのかが問われる。
秋山は昨年末に太尊から2冠を奪取
秋山は昨年夏に古巣ヨネクラジムの閉鎖に伴い、ワタナベジムに移籍。移籍初戦でタイトル挑戦のチャンスを与えられ、年末に敵地大阪で統一王者の太尊康輝(六島)を5回TKOで破り、プロ12年目にして見事ふたつのアジアタイトルを獲得した。この試合で拳を痛め9ヵ月のブランクを作ったが、すでに怪我も完治し、万全の状態で初防衛戦に臨むものと思われる。
細川は今回が初のタイトル戦
一方、現日本スーパーライト級王者の細川バレンタイン(角海老宝石)を兄に持つ細川は、デビューは29歳と遅かったが、着実に力をつけると7戦目でOPBFランク入り。秋山戦で3敗目を喫したが、荒削りだったファイトスタイルを見直し、以降は4連続KO勝ちと好調をキープしている。前戦、成田永生(八王子中屋)とのランカー対決を7回TKO勝ちで制し、タイトル挑戦に弾みをつけた。
前回の対戦では秋山が辛勝
秋山が12勝9KO、細川が10勝9KOと、ともに高いKO率を誇るが、プレス重視のファイター秋山に対し、細川はパワーファイトに加え速い出入りの足もあるボクサーファイター。前回が接戦だっただけに、今回は完全決着が期待される。