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11日(日本時間12日)米国・ロサンゼルスのアバロン・ハリウッドでWBA(世界ボクシング協会)フェザー級正規タイトルマッチ、王者のヘスス・マヌエル・ロハス(31=プエルトリコ)とWBA同級11位ジョセフ・ディアス(25=米国)が行われた。昨日の前日計量で挑戦者のディアスが体重オーバーにより挑戦権を失い、王者ロハスは敗れたとしてもタイトルの移動はないというWBAルールの中での世界戦となった。
ディアスがロハスを下した
序盤は王者のロハスがプレッシャーをかけ近い距離で仕掛けるのに対し、サウスポーのディアスも負けじと押し返し手数で対抗。中盤に入るとディアスは足を使いコンビネーションを打てば、ロハスは強打を武器に追う展開に。終盤も同じ流れの中、ディアスがさらに手数と足を有効に使い、打ち合いにも対応した。最終回は距離を保ち続けて王者に逆転のチャンスを与えずにゴング。判定は3-0(117-111、116-112、115-113)でディアスの手が挙がった。ディアスは2戦続けて世界戦のチャンスをゴールデンボーイプロモーションから与えられたが、1度目は敗戦。今回は体重オーバーにより世界タイトルを獲得することができなかった。戦績は28戦27勝(14KO)1敗。敗れるもWBA正規タイトル保持は認められたロハスの戦績は30戦26勝(19KO)2敗2分。