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[試合後談話]2018.8.1

東日本新人王準決勝進出者が決定

 8月1日(水)に後楽園ホールで開催された「第75回東日本新人王準々決勝」では全9試合で手に汗を握る戦いが繰り広げられた。スーパーバンタム級4回戦では濱口大樹(22=ワタナベ)と小川将太(20=UNITED)が対戦。序盤から激しい打ち合いを見せた。この日の勝者は9月27日(木)〜28日(金)に同会場で行われる準決勝に出場する。
右クロスは狙っていた
 濱口が右をねじ込んだが、小川は負けん気の強さを見せると連打で反撃。3回に右フックで倒すと続く回に再び右フックで仕留めた。
 3戦目で初勝利を挙げた小川は「右が効いたのが分かったが、焦らず攻めた。とりあえず勝ち星がついて良かった」と胸をなで下ろした。「トレーナーからもパンチに体重が乗るようになったから倒せると言われていた。これで自信になった」と喜んだ。
左:関島が5連勝
 スーパーフェザー級4回戦では関島優作(21=KG大和)と小玉将(30=新日本仙台)が拳を交えた。小玉が前に出るが関島は落ち着いた試合運びを見せるとワンツーの連打で先制のダウンを奪い、再開後も的確にパンチを当ててフィニッシュに持ち込んだ。
目標をクリアすることができた
 初回KO勝ちの関島は「前回は仕留めきれなかったが、しっかり決めることができた。冷静に戦えたと思う」と試合を振り返った。現在、大学3年生の関島は昨日から夏休みに入ったが「遊んでいられない。相手の対策をして次は圧倒的に勝ちます」と飛躍を誓った。
左:碇の左が光った
 スーパーフライ級4回戦では佐藤己吹(22=協栄)と碇瑠偉(18=厚木ワタナベ)が対戦。初回、偶然のバッティングで左目上をカットした碇だが、左ボディ、右アッパーを好打。佐藤も懸命にパンチを返したが、碇の圧力に押されて連打を浴びた。碇がフルマークの判定勝ちを収めた。
次こそはKOしたい
  昨年10月以来の再戦(前回は三者三様の引き分け)に決着をつけた碇は「先日のパッキャオの試合を見て、参考にしたアッパーが上手く決まった。離れ際の右ストレートが良かった。前回より成長した姿を見せられたと思う」と快勝に頬を緩めた。

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