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これが最後のリングとなる元日本スーパーバンタム級王者芹江匡晋(35=伴流)が、明日27日に後楽園ホールで開催される「ガッツファイティング&DANGAN214」スーパーバンタム級6回戦で"警察官ボクサー"杉田ダイスケ(29=ワタナベ)と対戦する。その前日計量が26日、東京ドームシティ内の「MLBcafe」で行われた。
記念試合だとは思っていない
約2年2ヶ月ぶりの試合となる芹江は300gアンダーの55.0kgでクリア。「いつもは喉が渇いて気が抜けるのだが、今回は自分の思い通りに体重を落とすことができた。精神的に安定している」と笑顔を見せた。明日、36戦のキャリアに幕を閉じる芹江は「自分の好きな伴流ジムのスタイルを貫き勝ちにいく」と拳を握りしめた。
正々堂々と勝負する
一方、アマチュア141戦のキャリアでプロに転向。ここまで2戦2勝の杉田はリミットちょうどの55.3kgで秤を降りた。「3戦目でこのような舞台を用意してくれて本当にうれしい。芹江さんは知名度のある選手なのでモチベーションが上がると思い、対戦に名乗りを挙げた」と話すと、「変則タイプなので基本に忠実に戦いたい。アマ時代から変則スタイルの選手には負けたことがない」と自信を見せた。