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[発表会見]2018.6.17

岩佐亮佑V2戦は8.16に決定!

 IBF(国際ボクシング連盟)スーパーバンタム級チャンピオン岩佐亮佑(28=セレス)の2度目の防衛戦が決定! 17日に移転したばかりの千葉・柏市内の新ジムで会見が開かれ、岩佐は8月16日(木)の後楽園ホールで同級1位TJドヘニー(31=豪/アイルランド)を迎え、2度目の防衛戦を行うと発表された。試合の模様は日本テレビ系列の地上波(関東)、BS、CSで当日放送される。
指名戦はひとつの壁と岩佐
 岩佐と同じサウスポーのドヘニーは、2012年4月のデビュー以来19戦全勝(14KO)とKO率74%を誇る好戦的なファイター。PABA王座を約3年間保持し、今回が初の世界挑戦となる。この挑戦者について岩佐は「馬力のあるファイター。サウスポーは決して得意ではない」としながらも、「指名戦の壁を越え、また一段階強くなりたい。自分らしいボクシングが出来れば結果はついてくる。負荷を上げたフィジカルトレーニングもやっているので、前回の防衛戦よりも安定してパンチが打てている」と自信を示した。
このジムで伝説を作りたい
 セレス小林会長も「新たなジムで歴史が作れるようしっかりとサポートしていきたい」と話し、ドヘニーについては、岩佐が3年前にイギリスで空位のIBF世界バンタム級暫定王座を争ったサウスポーのリー・ハスキンズ(英)と比較し、「ハスキンズのようなトリッキーさはないが、パワーはありそう。(岩佐が)上手いだけだと攻めきられてしまう。そのパワーをどう削ぐか」と戦略の重要性を訴えた。それでも、半年以上フィジカルを鍛える岩佐の変化をミットを持って感じるとし、元WBA世界スーパーフライ級王者の会長は「僕は2度目の防衛戦で無敗の指名挑戦者に敗れているので、リベンジの気持ちがある」と愛弟子に想いを託した。
このリングは気兼ねなく足が使える
 岩佐は今月25日から奄美大島で約1週間の走り込み合宿を予定し、7月中旬からフィリピン人のパートナーを相手にスパーリングを開始する。以前のジムよりリングが倍ほど広くなったほか空調設備も整い、より良い環境でV2戦のスタートを切る。

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