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14日、後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ」では4月度の月間賞表彰式が行われ、最優秀選手賞に輝いた日本フェザー級王者の源大輝(ワタナベ)、敢闘賞のOPBF東洋太平洋ミニマム級王者の小浦翼(E&Jカシアス)、そして新鋭賞の定常育郎(T&T)がリングに上がり、受賞の喜びと今後の抱負を語った。
定常はこの勝利でランク入り
新鋭賞の定常は、4月2日の初8回戦で日本ランカーの高橋竜也(ヤマグチ土浦)を判定で撃破。初の月間賞受賞を喜び、「これからも盛り上げる試合をするので名前を覚えてください」と初々しいコメントを残した。
小浦はこのまま世界に突き進む
続いてマイクを握った小浦は、2度目の敢闘賞に「再びこのような賞を頂き光栄です」と感謝し、「今年、来年には世界チャンピオンになるので応援よろしくお願いします」と世界王座獲得を約束した。
源は8月に初防衛戦が組まれた
最後に4月7日のチャンピオンカーニバルで大橋健典(角海老宝石)を7回TKOで破り、2度目のタイトル挑戦でベルトを巻いた源は、「ここからが本当のスタート。これからもっと格を上げ、ゆくゆくは内山(高志)さんのような偉大なチャンピオンになりたい」と決意表明。源は8月9日のダイヤモンドグローブで、相手が未定ながら初防衛戦を行うとも発表し、「バチバチに殴り合って試合を盛り上げる。見に来てくれた人を後悔させません」と意気込んだ。
温厚な小原も今度ばかりは相手を憎んでリングに上がる
また、表彰式後には4月にまさかの2回KO負けでWBOアジアパシフィック・ウェルター級王座を奪われた小原佳太(三迫)が、8月9日のメインでアルビン・ラガンベイ(比)と再戦することが発表された。ラガンベイに敗れ世界戦線から大きく後退した小原は、「再戦が決まって本当に嬉しい。普段相手を憎むことはないが、今回ばかりは恨みを持って戦いたい。リベンジをはたし、再び世界を狙える位置に立てるよう頑張ります」と誓った。