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空位となっているWBOアジアパシフィック・スーパーフライ級王座は、元日本同級王者でWBOアジアパシフィック同級1位船井龍一(32=ワタナベ)と元WBO世界同級1位でWBOアジアパシフィック同級3位ワルリト・パレナス(34=比/森岡)の間で争われる。その前日計量が13日、都内の日本ボクシングコミッション事務局本部で行われた。試合は明日の後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」で組まれている。
スパーリングを重ねて対策してきた
日本王座を返上して2本目のベルトを狙う船井は100gアンダーの52.0kgで秤を降りた。「横に並んだが身長、体格とも想像通り」と話すと、「相手はパンチが強くて実力は世界レベルの選手」とパレナスの実力を警戒。
ステップアップする
前回の試合から半年が空いたが「ここはチャンスなので、相手の一発をもらわないように気をつけて自分のボクシングを心掛ける。勝ってベルトを自分のモノにしたい」と意気込んだ。
明日はビッグチャンス!
一方のパレナスは、森岡ジムに移籍して3戦目でタイトル戦にこぎつけた。300gアンダーの51.8kgで合格すると「相手はパワーのある選手だが、私もハードなトレーニングをしてきた。明日は必ず勝って世界ランキングに復帰する」と笑顔を見せ試合が待ちどおしいと語った。