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日本人初の4階級制覇を目指す元IBF世界ライトフライ級王者の八重樫東(35=大橋)とOPBF東洋太平洋フェザー級王者の清水聡(32=大橋)が28日、横浜市内の所属ジムで次戦を発表。八重樫と清水は、8月17日(金)に後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル64」に出場。八重樫は前WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級王者の向井寛史(32=六島)とスーパーフライ級10回戦で対戦。清水はOPBF同級10位河村真吾(27=堺東ミツキ)を迎えて3度の防衛戦に臨む。
2人とも世界をアピールしてほしい
会見の冒頭、大橋秀行会長は「八重樫と向井はベテラン同士のサバイバルマッチ。勝った方が世界へと進む大事な一戦になる。八重樫は大橋ジムに入って、今が一番ハードに練習している」と激闘王のさらなる進化に太鼓判を押すと、清水には「世界に向けてアピールが必要となるV3戦なので圧倒して勝ってもらいたい」と期待を込めた。
5年4ヶ月ぶりの日本人対決
再起2戦目で日本人との対戦に臨む八重樫は「(向井選手は)年齢も近く、以前から知っている選手。まさか試合をするとは思わなかった」と最初は驚いたというが、「濃いキャリアを積んでいる相手なので気を引き締めないといけない。器用さもあるが、そこは(自分の)大雑把なボクシングで潰していく」と必勝を誓った。
負けられない
連日のハードトレーニングに「気合いと根性で量をこなすと決めた。体が耐えきれなかったらそこまでのこと。それぐらいやらないと効果がないし、伸びしろを見いだせない」。「残り僅かなボクシング人生、命をかけてやっている」と強い決意を示した。
サウスポーは得意
ここまで6戦全勝(6KO)の清水はプロ入り後、初のサウスポーとの対戦になる。「ハードなトレーニングで心身ともに力がついている。河村選手は総合的にまとまった良い選手。ただ、今回もKOで勝たせてもらいます」と自信を見せた。