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日本スーパーバンタム級1位の中川麦茶(29=角海老宝石)は明日19日、フィリピン・マニラ市内でWBA(世界ボクシング協会)アジアイースト同級王座決定10回戦に挑む。その前日計量が現地で行われ、中川がリミットの55.3sを一発でクリアしたのに対し、相手のリッキー・マヌフォー(30=インドネシア)は一回目の計量で450gオーバーした。
マヌフォーも再計量で無事にパス
中川陣営は、先月28日に予定されていた弟・抹茶の日本ユースバンタム級王座初防衛戦が相手の計量失格により中止となっただけに、よもや兄弟揃っての不運かと危惧したそうだが、マヌフォーは再計量を辛うじてリミットでパス。試合は無事挙行されることになった。
なお、WBAアジアは韓国に本部を置くWBAの下部組織で、これまでWBAのアジア地域王座認定団体とされてきたPABAがWBS(世界ボクシングソサエティ)傘下となったことで2016年に創設された。昨年、日本ボクシングコミッションはWBAより認定の要請を受けたが、現在まで未承認となっている。日本人選手では、佐藤矩彰(新日本木村)が今年2月に韓国でスーパーライト級の同王座に挑んだが、地元選手にKO負けを喫した。中川が勝てば日本人初の同王座戴冠となる。
なお、WBAアジアは韓国に本部を置くWBAの下部組織で、これまでWBAのアジア地域王座認定団体とされてきたPABAがWBS(世界ボクシングソサエティ)傘下となったことで2016年に創設された。昨年、日本ボクシングコミッションはWBAより認定の要請を受けたが、現在まで未承認となっている。日本人選手では、佐藤矩彰(新日本木村)が今年2月に韓国でスーパーライト級の同王座に挑んだが、地元選手にKO負けを喫した。中川が勝てば日本人初の同王座戴冠となる。