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3月の王座決定戦で新チャンピオンに輝いた日本女子初代アトム級王者の鈴木奈々江(シュウ)が14日、都内で祝勝会に出席した。鈴木は同級2位の葉月さな(YuKO)と激闘の末、2-0の判定勝ちでベルト巻いた。
チャンピオンと言われ笑顔を見せた
ジムの練習生が経営している蕎麦屋「神田 寿美吉」で開かれた祝勝会。挨拶をした鈴木は「本日は私のためにお時間を作っていただきありがとうございました。これから防衛していくのでよろしくお願いします」と感謝の気持ちを言葉にした。
日本女子王座のベルト
念願のベルトだが、「これは私だけのものではなく、ジム全員の協力で獲ったもの」とジムに飾っているという。「今回はトーナメントに出場させてもらい、運もあったのでチャンピオンになれた。今のままでは上には通用しないのでテクニックを磨いていきたい」とさらなる飛躍を誓った。
これからも鈴木をサポートしていく
鈴木を手塩にかけて育てた松岡修会長は「ボクシングを始めた当初は、アマチュアで試合をやりたいと言っていたが、負けず嫌いなのでプロの方が向いていると思い転向させた。こうしてベルトを巻くことができてホッとしている」と喜んだ。「夏に防衛戦を予定しているので、その試合に勝ったらさらに上を狙っていきたい」と今後のプランを口にした。