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1回目の計量でフライ級リミット(50.8kg)を900gオーバーしたWBC(世界ボクシング評議会)フライ級王者の比嘉大吾(22=白井・具志堅)は、2時間の猶予が与えられ再計量を行う予定であったが、都内の計量会場には具志堅用高会長のみが戻り、ギブアップを宣言。15日、横浜アリーナでのV3戦を前に、比嘉のタイトルはWBCルールに従いはく奪された。
1回目の計量後
会見に臨んだ具志堅用高会長は「この度は日本でこのようなことを起こしてしまい本当に申し訳ございませんでした。本人は汗ひとつ出ません。あってはいけないことを起こしてしまいました。皆さまには本当に申し訳ないと思っています」と頭を下げた。
ロサレスが勝てば新チャンピオン
試合を行うかは、明日の朝8時に日本ボクシングコミッション事務局本部での再計量で決められる。フライ級リミット(50.8kg)を10ポンド超えた(4.53kg)場合は試合中止。10ポンドを超えない55.3kg以内の場合はタイトルマッチとして行われ、300gアンダーの50.5sでパスした同級2位のクリストファー・ロサレス(23=ニカラグア)が勝った場合は新王者となり、比嘉が勝つか引き分けた場合は王座が空位となる。また、比嘉のコンディション次第では中止になる可能性もあるという。