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15日に横浜アリーナで行われる『FUJI BOXING』で、WBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳)とのダブル世界戦に臨むWBC世界フライ級王者・比嘉大吾(22=白井具志堅)が3日、東京・西永福にある白井具志堅ジムで公開練習に臨んだ。今回、3度目の防衛戦で同級2位のWBCインターナショナル王者クリストファー・ロサレス(ニカラグア)をKOすれば、比嘉は連続KOの日本新記録である16に達する。
具志堅会長・比嘉・野木トレーナー
「あっという間だったね」
沖縄のスーパースターとしても大先輩にあたる具志堅用高会長が、2月4日、愛弟子が沖縄県立武道館でクリアした2度目の防衛戦から、今日までをそう振り返った。それもそのはずで、まだ2ヶ月。試合直後に決まった県民栄誉賞も、今回の試合直後である17日に沖縄・県民ホールに授与式が決まっているもののまだ行われていない。
しかし、比嘉は今回の防衛戦にもたしかな準備をしてきたことは具志堅会長の口からも出る。
「今の比嘉は私が戦った中で、一番強かったハイメ・リオス(パナマ)に通ずるものを感じる。雑にさえならなければ、カウンターを恐れずに左右のフックを打ちまくってほしいよ」
沖縄のスーパースターとしても大先輩にあたる具志堅用高会長が、2月4日、愛弟子が沖縄県立武道館でクリアした2度目の防衛戦から、今日までをそう振り返った。それもそのはずで、まだ2ヶ月。試合直後に決まった県民栄誉賞も、今回の試合直後である17日に沖縄・県民ホールに授与式が決まっているもののまだ行われていない。
しかし、比嘉は今回の防衛戦にもたしかな準備をしてきたことは具志堅会長の口からも出る。
「今の比嘉は私が戦った中で、一番強かったハイメ・リオス(パナマ)に通ずるものを感じる。雑にさえならなければ、カウンターを恐れずに左右のフックを打ちまくってほしいよ」
「前回よりよく仕上がっている」と比嘉
比嘉は疲れのピークこそ感じさせるが、記者会見での表情も悪くない。今回のためにスパーリングは100ラウンド以上をこなし、体重はあと5キロ。「1週間前に3キロ・オーバーくらいになれば順調」たと、リラックスした表情で語った。
2月に行った米国ロスでの合宿でも手応えを大いに感じたという比嘉。
「ボコボコにされると思って行ったけど、そこは雲の上ではないと思った。米国進出?言葉が話せないから、いっそう倒すしかないっと思わされますね」
公開練習では最初にシャドーボクシングで体を温め、元WBA世界フライ級暫定王者・江藤光喜(白井具志堅)とのスパーリングを1ラウンド、その後にシングルパンチングボール。最後は長くエアロバイクを漕いで汗を流した。
2月に行った米国ロスでの合宿でも手応えを大いに感じたという比嘉。
「ボコボコにされると思って行ったけど、そこは雲の上ではないと思った。米国進出?言葉が話せないから、いっそう倒すしかないっと思わされますね」
公開練習では最初にシャドーボクシングで体を温め、元WBA世界フライ級暫定王者・江藤光喜(白井具志堅)とのスパーリングを1ラウンド、その後にシングルパンチングボール。最後は長くエアロバイクを漕いで汗を流した。
野木トレーナーとのミット打ち
担当の野木丈司トレーナーは「比嘉はボクシングの質が劇的によくなっている。フライ級ではもう負ける気がしないどころか、大風呂敷を広げれば、スーパーフライ級でも同じことを言えるくらいの進化を感じるくらいです。それがフィジカルトレーニングの数値にもはっきり出ているんですよ」と話し、今回対戦するロサレスについては「独特な角度やリズムで打ってくる選手だけど、過去に倒したモイセス・フェンテス(元世界2階級制覇王者)と極端に変わることがない」と特別な警戒をせずに、比嘉の進化を信じたいとコメントした