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宮崎市内の宮崎総合体育館では、23日、全国高校選抜大会兼JOCジュニア五輪の閉会直後には、2020年東京五輪の代表選考に大きく影響するとされる「山根杯争奪戦」の第1回大会が行われ、青コーナーから登場した「挑戦者」では、昨年に史上初の高校8冠制覇を盟友の今永虎雅(王寺工業高校)とそろってはたした荒本一成(同)が、「王者」を破る下克上。難攻不落の金城大明(自衛隊体育学校)を攻略し、ジャカルタ・アジア大会の出場に前進した。
自体校退官前の柏崎刀翔(右)も奮闘した
この大会は当初、1980年モスクワ五輪以来の「ベルト争奪戦」として行われる予定だったが、準備にあたって諸事情が解決できなかったとして、毎度トロフィーを授けていく方針に転換された。
国内トップ選手同士が拳を交えていく中、ライトフライ級・坪井智也(日本大)、フライ級・馬場龍成(東洋大)、バンタム級・堤駿斗(習志野高)、ライト級・森坂嵐(東京農業大)、ライトウェルター級・成松大介(自衛隊体育学校)と赤コーナーから登場した「王者」たちが勝者コールを受ける連続となる。「挑戦者」勢が一矢報いた試合が6つ目のウェルター級戦だった。
国内トップ選手同士が拳を交えていく中、ライトフライ級・坪井智也(日本大)、フライ級・馬場龍成(東洋大)、バンタム級・堤駿斗(習志野高)、ライト級・森坂嵐(東京農業大)、ライトウェルター級・成松大介(自衛隊体育学校)と赤コーナーから登場した「王者」たちが勝者コールを受ける連続となる。「挑戦者」勢が一矢報いた試合が6つ目のウェルター級戦だった。
荒本は判定にこの表情(右)
ウェルター級の挑戦者、荒本は王者、金城に昨年12月に行われた全日本選手権・準決勝で破れたものの、「採点を読みミスしなければ勝てたかもしれない」と悔しそうだった。その無念と経験を今回の勝利に結びつけたわけだが、金城については改めて「上下の打ち分けが巧くて、対応するのが難しかった」と語った。一方で金城は「自分はスロースターターなので初回を取られることはよくあるが、前回以上に初回でリズムをつかまれてしまったため、2回以降に巻き返せなかった」と負けを認めた。
ミドル級は好調な森脇唯人が防衛
荒本が意識しているのは今年の8月から9月にかけてインドネシアのジャカルタで開かれるアジア競技大会だが、その前に関東大学リーグ戦の会場でも、もう1大会行われることが検討されているとのことだ。