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東洋太平洋女子ミニフライ級王者の花形冴美(花形)が7日、都内の日本ボクシングコミッション事務局本部で前日計量に臨んだ。花形は明日の後楽園ホールで開催される「VICTORIVA.1」で東洋太平洋女子同級1位の塙英理加(UNITED)を相手に初防衛戦を行う。規定の体重をクリアした両者は意気込みを口にした。
再起戦は意識しない
昨年9月以来の再起戦となる花形は300gアンダーの47.3kgでパスした。「これまで悔しい思いをしてきて、それを乗り越えてきた。やることはやってきたので自分を信じてリングに上がるだけ」と闘志を燃やした。師匠である花形進会長は5度目の世界挑戦で王者に輝いた。花形もこの試合を勝ち抜き、5回目の世界挑戦を目論む。
また世界に挑みたい
一方、東洋太平洋女子同級シルバー王者で正規王座に挑む塙は300gアンダーの47.3kgで秤を降りた。「相手はファイタータイプなので巻き込まれないようにヒット&アウェーに徹したい」と静かに話した。塙は昨年5月に江畑佳代子(ワタナベ)とWBO女子世界ミニフライ級王座を争うも敗戦。花形に勝ち再び世界をアピールしたいところだ。