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昨年8月に日本ユース・スーパーフライ級王座を獲得、一気に日本上位に躍り出た新鋭の山下賢哉(21=白井・具志堅スポーツ)と、昨年7月にOPBF東洋太平洋同級王座戦に敗れ、タイトル戦線から後退した日本同級6位の木村隼人(28=ワタナベ)によるランカー対決が明日26日に後楽園ホールで行われる。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、山下がリミットの52.1kgを一発でクリアしたのに対し、木村は200gオーバー。すると、ガクッと肩を落とした木村に山下がすかさず先制パンチをくらわした。
木村はこの寒さで200gが落ちなかった
山下はバッグからガムを取り出すとそれを木村に渡し、「まあ、これでも噛んであとの200gを落としてくださいよ」と上から目線の物言い。木村は返す言葉もなくサウナに直行した。
1時間半後の再計量を100gアンダーでパスした木村は、「安心した」とようやく安堵の表情となった。今回が再起戦となるが、「今が一番強いと思える時期に、勢いのある山下くんと対戦できるのが楽しみ」と意気込み、ランカー対決を制し3度目の日本王座挑戦を実現させたいと話した。
1時間半後の再計量を100gアンダーでパスした木村は、「安心した」とようやく安堵の表情となった。今回が再起戦となるが、「今が一番強いと思える時期に、勢いのある山下くんと対戦できるのが楽しみ」と意気込み、ランカー対決を制し3度目の日本王座挑戦を実現させたいと話した。
もうユースは卒業したいと山下
一方、昨年ジムを移り、直近の3試合を全てKO勝ちと勢いに乗る山下は、「目の前にある日本タイトルをアピールするには絶好の相手。こっちは日々の辛い練習でパワーアップを実感していますよ。やってきたことをそのまま出せば倒れるはず」と4連続KO勝利を予告した。
上り調子の山下と、ここからは一戦も落とせない木村の対決。計量からバチバチな二人だけに、明日は一瞬も目が離せない好ファイトが期待できそうだ。
上り調子の山下と、ここからは一戦も落とせない木村の対決。計量からバチバチな二人だけに、明日は一瞬も目が離せない好ファイトが期待できそうだ。