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3月1日、東京・両国国技館で岩佐亮佑(28=セレス)の持つIBF(国際ボクシング)スーパーバンタム級王座に挑む同級13位エルネスト・サウロン(28=比)が、「岩佐のことは映像で研究した。左は要注意」と話している。8年のプロ生活でサウスポーと少なくとも6度対戦して全勝のサウロンは、異国で迎える大舞台でもサウスポーの王者を攻略することに自信をみせている。
サウロンは10年1月にプロデビューし、24戦21勝(8KO)2敗1分の戦績を収めている。1戦目と2戦目の相手が左右どちらの構えかは不明だが、3戦目以降に限ってみればサウロンはサウスポーと6度対戦して全勝(3KO)をマークしている。もともとフィリピンはサウスポーが多いことでも知られており、スパーリング・パートナーにも困ることはなさそうだ。サウロンは「岩佐のことは映像で研究した。彼のベスト・パンチは左ストレート」と警戒している。その一方、陣営は「サウロンの右が有効だと思う」と攻略の糸口も見つけている様子だ。