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WBA・IBF世界ライトフライ級統一チャンピオンの田口良一(ワタナベ)と石原雄太トレーナーが10日、東京水道橋にあるrscproducts東京店で行われたトークイベントのメインゲストに呼ばれた。この日は、ボクシング芸人のやすおかだいごがMCを務め、昨年大晦日の王座統一戦や日本タイトルマッチで対戦した井上尚弥(大橋)戦などを振り返った。人柄の良さが滲み出たワタナベジムの名コンビは、ミット打ちも披露。今回の観覧者は、予約開始早々に打ち切られるほどの殺到の中、早い者順で選ばれた30人。参加したファンの方々のツイッターやインスタグラムなどに動画や写真がアップされているので、ネット検索してみるのも面白い。
6:4で勝ち目ありと考えていた石原トレーナー
今の目標は10度防衛と話した田口だが、WBO王者のアンヘル・アコスタ(プエルトリコ)とのトリプル王座統一戦にも興味を見せた。スーパーチャンピオンに認定したWBA(世界ボクシング協会)からも新チャンピオンとして、ランキングを更新したIBF(国際ボクシング連盟)からもベルトが手まだ届いていないという裏話や大晦日のミラン・メリンド(比)戦の入場時に田口が、間違った方向に進み出し、石原トレーナーが笑いをこらえきれなかったという暴露話もあり、あっという間にイベント終了の時間を迎えた。
試合後は勝利を確信した二人
トークイベントの後のサイン会では、参加者一人一人との記念撮影にも笑顔で応えた。次の試合は5月頃が予想される統一王者の8度目の防衛戦が待ち遠しい。