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明日4日に沖縄県立武道館で開催される「FUJI BOXING in沖縄」のメインイベントは、フジテレビが独占生中継するWBC(世界ボクシング評議会)フライ級タイトルマッチだが、関係者の間ではアンダーカードにも注目が集まっている。沖縄出身のボクサー達が、世界チャンピオン比嘉大吾(白井・具志堅)の凱旋による、沖縄県内での37年ぶりの沖縄世界戦の会場を盛り上げる。2016年全日本ライト級新人王の小田翔夢(19=白井・具志堅)、3戦3勝(2KO)の大湾硫斗(19=白井・具志堅)、昨年のミニマム級西部日本新人王の仲島辰郎(23=平仲)の意気込みは強い。
圧倒したい!
ライト級8回戦で比国スーパーフェザー級7位のワレン・マングアンガ(24)と対戦する小田は、リミットちょうどの61.2kgでクリア。ここまで6戦全勝(6KO)とパーフェクトレコードを更新中の小田は「やることはやってきた。スパーリングの感覚を忘れずに試合に臨みたい。明日は勝つことが第一だが、チャンスがあればKOを狙いたい」と静かに闘志を燃やした。21戦11勝(3KO)8敗2分けのマングアンガもリミットちょうどの61.2kgで計量を終えた。
自分のボクシングを貫く
バンタム級6回戦でジュン・ブラガ(比国)と激突する大湾はリミットちょうどの53.5kgでパス。「地元での試合で友人が見に来るので良いところを見せたい。落ち着いて試合を進めたい」と拳を握った。一方、これが4度目の来日となるブラガもリミットちょうどの53.5kgで秤を降りた。
左:仲島 右:キッティコン
昨年11月に新人王西軍代表決定戦を引き分けて以来の試合となる仲島はミニマム級6回戦でキッティコン・サイトーンジム(タイ)と拳を交える。仲島、キッティコンともに400gアンダーの47.2kgでクリア。「世界戦の前座で少し緊張しているが、良い試合をしてアピールしたい。相手はリーチがあってやりにくそうだが、ボディから右ストレートで倒したい」とKO宣言した。