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独特の構えからスピード感溢れるファイトでファンを魅了した元日本スーパーバンタム級王者の芹江匡晋氏(34)が、栃木県大田原市が町おこしの一環として企画する「移住・定住サポート」を通じて家族とともに同市に移住、市内でエクササイズを中心としたボクシングジムの開設を4月までに目指していることが分かった。芹江氏は開設を前に、今月30日に大田原市のトコトコ大田原子ども未来館でボクシングエクササイズのイベント「お母さんと一緒にフィットネス!」を開催する。詳しくは大田原市移住・定住サポートセンターまで。入場は無料。
ボクシングを地域活性化に繋げる
芹江氏は09年に当時の日本スーパーバンタム級チャンピオン木村章司(花形)を判定で破り王座を獲得。左ひざ靱帯断裂の怪我などに悩まされながらも6度に防衛に成功した。その後王座を返上し、12年に小國以載(角海老宝石)が持つ東洋太平洋同級王座に挑戦したが、判定で敗れ2冠制覇に失敗。同年再起し3連勝を飾ったが、怪我の影響で勝ち負けを繰り返し、16年5月の相馬圭吾(三迫)戦を最後にグローブを吊るすことになった。引退発表から1年半、今後は地域活性化とともにボクシングの魅力を伝えていく。