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[世界戦発表]2018.1.26

山中竜也の一言に先輩小西伶弥がカチン!

 3月18日に神戸ポートピアホテルで開催されるダブル世界戦で競演する真正ジムの叩き上げ二人に注目したい。

 1995年生まれで2012年プロデビューの山中竜也(真正)は、2013年度ミニマム級新人王トーナメントに出場したが予選敗退。一方、デビュー戦は2013年だが、2歳年上の小西伶弥(真正)は2014年度に同じミニマム級にエントリーすると、きっちり予選を突破し全日本新人王に輝いた。しかし、先にタイトル挑戦のチャンスが舞い込んだのは山中。2016年11月11日の東洋太平洋王座決定戦で初戴冠を果たした。もちろん、小西も負けていない。山中の歓喜から5ヶ月後の4月9日、日本王座決定戦でベルトを巻いた。

 切磋琢磨する同門のライバル。ジムでは親分肌の小西が後輩達に刺激を与える。しかし、またしても、世界挑戦のチャンスを先に掴んだのは山中だった。昨年8月27日。熊本で開催されたWBO世界タイトルマッチで、チャンピオンの福原辰弥(本田F)から王座奪取に成功した。そして、今回、階級を一つあげた小西に世界タイトル挑戦のチャンスが巡ってきたのだ。山下正人会長を挟んで並んだ発表会見の席で「チャンピオンになって下さい」とエールを贈った山中竜也に「お前、上から見てるやろ!」と爆笑を誘った小西伶弥。田口良一(ワタナベ)がWBA・IBF統一王者となったことで設けられたWBA王者を競うが、相手は、その田口と引き分けたカルロス・カニサレス(ベネズエラ)。ランキング1位の超強敵に勝てば、価値あるベルトを手に入れる。

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