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明日20日の後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」の前日計量が、都内の日本ボクシングコミッション事務局本部で行われた。2018年に飛躍が期待される日本ユース・フライ級王者の中谷潤人(21=M.T)、東洋太平洋バンタム級10位の千葉開(24=横浜光)が会場に姿を現した。
中谷のワンツーに注目
52.5kg契約8回戦でジェロニル・ボレス(21=比)と対戦する中谷は400gアンダーの52.1kgで一発パス。昨年8月以来のリングとなる中谷は「明日は距離を上手く使って自分のボクシングをする。中盤くらいに倒し切りたい」とKO宣言。「これから好物のオムライスを食べに行きます」と笑顔で会場を後にした。
200gアンダーの52.3kg
一方、中谷の対戦相手のボレスは、WBA・IBF世界ライトフライ級統一王者の田口良一(31=ワタナベ)のスパーリングパートナーとして昨年末に来日経験がある。知人からプレゼントされたrscproductsのパーカーを着て終始ご機嫌。「明日は良い試合を見せるよ」と意気込んだ。
左:千葉 右:ロベターニャ
千葉はバンタム級8回戦で東洋太平洋スーパーバンタム級10位のブライアン・ロベターニャ(26=比)と激突する。これが8戦目となる千葉は200gアンダーの53.3kg、ロベターニャは100gアンダーの53.4kgで計量を終えた。
石井一太郎会長も期待を寄せる
今月発表された日本ランキングで全日本新人王が最下位に入ったため押し出される形となったが「ランカーから奪ったわけでないので(圏外は)気にしていない。勝ち続けてまた入れたら良い」と話すと、「明日は8ラウンド中のどこかで仕留めたい。技術があるところを見せたい」と意気込んだ。ジムのエースである赤穂亮が欠場となり、千葉にかかる期待は大きいが、KO勝ちで存在感をアピールしたいところだ。