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日本ボクシングコミッションは11日にランキング委員会を開き、12月度の日本ランキングを作成。全日本新人王が各階級の最下位にランクされたほか、年明けにミニマム級王座を返上した小西伶弥(真正)に続き、スーパーフライ級王者の船井龍一(ワタナベ)も11日付けで王座を返上し、2階級が空位となった。
翁長と久高は王座を懸けて再戦
これにより、ミニマム級は前回2位の平井亮輝(千里馬神戸)と3位の小野心(ワタナベ)、スーパーフライ級は1位の翁長吾央(大橋)と2位の久高寛之(仲里)の間で決定戦が行われることになった。翁長と久高は先月11日に最強挑戦者決定戦で対峙したが、3回に翁長が頭部を負傷しドローに。久高が指名挑戦権を獲得するも、改めて王座を懸けてのダイレクトリマッチで決着をつけることになった。
左から田中、福永、河村、相川、高見
新人王以外でランク入りしたのは5人。ミニマム級は10位に田中教仁(三迫)が、スーパーフライ級は福永亮次(宮田)が14位で復活。スーパーバンタム級はランカー撃破の河村真吾(堺東ミツキ)、相川学己(三迫)がそれぞれ4位、9位でランクされた。また、ライト級は元東洋太平洋ランカーの高見良祐(鴻巣茂野)が11位に飛び込んだ。
保留リストから外れた尾川と岡田
保留選手は、IBF世界スーパーフェザー級新チャンピオンとなった尾川堅一(帝拳)とWBOアジアパシフィック・スーパーライト級王座を獲得した岡田博喜(角海老宝石)が外れ、新たにミニマム級の小西、スーパーフライ級の船井がリストに追加された。
中川兄弟がリングネーム変更
また、角海老宝石ジム所属の兄弟ボクサー、日本スーパーバンタム級3位の中川勇太と日本バンタム級ユース王者の武田航がそれぞれ中川麦茶、中川抹茶にリングネームを変更したことが分かった。