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WBA(世界ボクシング協会)スーパー、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)ミドル級王者、GGGことゲンナディ・ゲンナビッチ・ゴロフキン(35=カザフスタン/米)に次戦について、K2プロモーションズのトム・ローフラー・プロモーターは「5月5日にサウル・カネロ・アルバレス(27=メキシコ)との再戦が決まらなければ、3月か4月に別の相手と防衛戦を行う可能性がある」と話している。
ゴロフキンのV20戦の相手は?
ゴロフキンとアルバレスは今年9月に対戦、ゴロフキン優勢と思われる展開のなか試合終了のゴングが鳴ったが、三者三様のドローという結果に終わった。そのため再戦が期待されており、両陣営も交渉のテーブルについている。すでに大試合が開催されることが多いメキシコの戦勝記念日である5月5日が候補日として日程に挙がっている。こうしたなかローフラー氏は、アルバレス陣営が再戦を先延ばしにする可能性も視野に入れている様子だ。その場合、3月か4月にゴロフキンは別の相手と20度目の防衛戦を行うことになるという。こちらの候補としてはWBCの指名挑戦権を持つ1位のジャモール・チャーロ(米)、IBFの指名挑戦権を持つセルゲイ・デレビャンチェンコ(ウクライナ/米)、さらに3月にゴロフキンに善戦した元WBAレギュラー王者ダニエル・ジェイコブス(米)らが控えている。
ゴロフキン対アルバレスの再戦が5月開催で決まるのか、それともゴロフキンは別の相手とV20戦を行うのか――いずれにしても来年1月中には方向が決まりそうだ。