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9日(日本時間10日)、米国ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターでテビン・ファーマー(27=米)を相手にIBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級王座決定戦に臨んだ尾川堅一(29=帝拳)が試合後、「いらいらすると顔に出ると言われるので、反省しないといけない。でも目標がかなって良かった」と喜びを口にした。
※尾川対ファーマーは今夜9時からWOWOWライブ・チャンネル「エキサイトマッチ」で放送。
「これを糧に頑張る」と尾川
尾川対ファーマーは接戦になったが、ジャッジ二者が116対112、115対113で尾川を支持、2対1の判定勝ちで尾川が新王者になった。試合後、尾川は「アメリカでの1勝を目標にやってきたので、目標がかなって良かった。家族も喜んでくれたし、この勝利を糧にまた頑張っていく」とコメントした。試合内容については「自分が思っていたような試合運びはできなかったが、相手も自分が思っていたほどではなかった」と振り返った。そして「本田会長からは『まだまだ完全ではないけれど、伸びしろがあるということ。試合運びなどをもっと巧くできるように』と言われた」と明かした。新王者は12日の早朝に帰国予定だ。
一方、敗れたファーマーは「積極的に戦ったつもりだし、自分が勝ったと思った。私は世界王者になるのに相応しい戦いをした」と敗北に納得がいかない様子だった。