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今年で設立55週年を迎える勝又ジムの記念イベントが明日29日に後楽園ホールで開催されるが、そのメインで予定されるWBO女子アジアパシフィック・ライトフライ級王座決定戦、天海ツナミ(33=アルファ)vsカレアン・リバス(28=比)の会見が、前日計量とともに都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われた。
勝又ジム55週年記念興行会見
会見の前に計量が行われ、階級を落として臨む天海はきっちりと仕上げ、100gアンダーの48.8kgで一発パス。コンディションの良さをアピールした。対し、リバスは1回目を400gオーバーし再計量となった。
WBO代表代理のメキン氏を挟んで
会見では勝又洋会長より、この一戦の勝者には12月1日(金)の後楽園ホールでWBO女子世界同級王座決定戦を争う4階級制覇王者の藤岡奈穂子(竹原&畑山)対IBF女子世界アトム級王者ヨコスタ・バレ(コスタリカ)の勝者への指名挑戦権が与えられることが報告された。
世界王座返り咲きを目指す
かつてWBA女子世界スーパーフライ級王座を4度防衛し、この試合に勝って2階級制覇を狙うツナミは、1年9ヵ月ぶりとなるホールのリングが楽しみと声を弾ませた。リバスについて問われると「フットワークが上手くスイッチもしてくる。捕まえるのは難しそう」と警戒したが、藤岡との世界戦を実現するためにも「KOで勝ってインパクトを残す。藤岡さんにも勝ってほしい」と意気込み、藤岡にもエールを送った。
リバスは2度目の計量でリミット
一方、今回が3度目の来日となるリバスは、「ツナミはスピードがあって上手い選手。この階級で戦うのは初めてだが、私も良い試合をしたい」と笑顔で応え、会見から30分後の再計量をどうにかリミットでクリアした。