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姫路市市川町文化センターひまわりホールで5日、姫路木下ジムのイベント「BIG FIGHT BOXING.49」が開催された。メインイベントではWBC世界ユーススーパーバンタム級王座決定10回戦が行われ、日本バンタム級10位の清瀬天太(姫路木下)と、フィリピンバンタム級9位のジョー・テホネス(比)が王座を争った。序盤から、両者のジャブがヒットする打ち合いで大歓声に包まれた。
終始試合を支配した清瀬
試合は、清瀬がジャブから左ボディを決め序盤からペースを握った。テホネスはガードを固め前に出ると左ボディから右ストレートを伸ばし応戦した。4ラウンド終了時点での途中採点は3者ともフルマークで清瀬を支持。中盤、清瀬のボディでテホネスの動きが鈍るが決め切るチャンスを逃す。8ラウンド終了時点での途中採点でもフルマークで清瀬が有利を保った。最終ラウンドまで、タフなテホネスを攻めあぐねた清瀬だが、大差判定で初のタイトルを手にした。
中央:清瀬天太
控え室に戻った清瀬は「今日の試合は全然ダメでした。練習していたことが全然出せていないし、今のままでは上を目指していけないです」と、反省の言葉が口をついた。「もっと頑張って上にいくので、また、応援してもらえるように練習します」と、大粒の汗を拭った。
木下貴志会長
木下貴志会長は「タフな相手でしたね。倒しにいくように練習はしていたんですけどね。まあ、今日の試合は、こちらの指示もしっかりと反応できていたし、安心して見ていられました。これからはもっと上のタイトルがあるので目指していきます」と、安堵の表情をみせた。
採点表