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元WBA女子世界スーパーフライ級王者で現OPBF東洋太平洋女子バンタム級王者の天海ツナミ(33=アルファ)が、11月29日(水)に後楽園ホールで開催される「勝又ジム設立55周年記念興行」のメインで、WBO女子アジアパシフィック・フライ級王座決定戦に出場する。対戦相手は、15年9月に元OPBF女子スーパーフライ級王者の小澤瑶生(フュチュール)と対戦したカレアン・リバス(28=比)。戦績は13戦6勝4敗3分。
小澤と対戦経験のあるリバス(右)
天海はサッカーで鍛えたフィジカルとスピードを武器に、デビュー1年目の09年2月にWBA王座を獲得し、11年5月までに4度の防衛に成功。黎明期の日本女子ボクシング界を支えてきた選手の一人だ。V5戦で山口直子(白井・具志堅→引退)に敗れて以降は、3度の世界戦を含め主に海外に活動の場をもとめてきたが今回、1年5ヵ月ぶりに国内のリングへ復帰。階級を落として世界2冠の足掛かりとなる地域タイトル獲得を狙う。