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WBA(世界ボクシング協会)は30日からコロンビアのメデジンで第96回年次総会を開催しているが、その席でアンチ・ドーピングのプログラムを実施することを決定した。これは世界王座への挑戦権を持つランキング15位以内の選手に参加登録を促し、VADA(Voluntary Anti Doping Association 任意の反ドーピング協会)の抜き打ち検査に応じることを意味している。WBAはこの活動を「フェア(公正な)ボクシング」と名付けている。なお、WBC(世界ボクシング評議会)は昨年から「クリーン・ボクシング・プログラム(CBP)」というキャッチのもとドーピング違反に目を光らせており、一定の効果をあげている。