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元WBC女子世界フライ級チャンピオンの真道ゴー(グリーンツダ→引退)が30日、大阪市内のジムで改めて引退会見を行った。昨年6月、ラストファイトと退路を絶って臨んだWBO世界バンタム級タイトルマッチ10回戦で4階級制覇王者の藤岡奈穂子(T&H)に挑戦したが、惜しくも判定で敗れた真道はその後引退を表明していた。
引退会見
真道は、かねてより性同一性障害を公表し、今年5月にタイ国で性転換手術し6月末に戸籍変更した。そして、7月8日に交際していた女性と結婚し長年の念願を叶えた。女子ボクサーとしては本日引退となった。生涯戦績、20戦16勝(11KO)4敗。
左:本石昌也会長
本石昌也会長は「ずっと頑張っていた真道ゴーが引退することになりました。これまでの実績も含めて、引退会見をしっかりしたかたちでやろうと思い、彼自身のこともいろいろと落ち着いてきたので、今日ここでやることにしました」と、引退会見の経緯を明かした。
次のステップに進みます
真道は「6月末に戸籍を変更したところで、女子ボクサーとしては引退することになりました。20歳の時にボクシングに出会って、今年30歳になる年までボクシングをすることができました。本当にいろいろな方に助けていただきながら世界チャンピオンまで上り詰めることができました。最後、ここグリーンツダジムで結果を出して終わることができなかったですが、自分の中で、もう次のステップに進もうと思い去年の試合を最後にして、引退することにしました。本当に10年間育てて頂いてありがとうございました」と、挨拶した。今後については「今は家族もいますし、自分がボクシングをしていた時に好きなようにやらしてもらったので、今度は家族のために時間を使うつもりです。いろいろなことがクリアになれば、男子として試合をしてみたい気持ちではいます」と、男子として復帰することも視野に入れていると語った。
昨年のラストファイト