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今年6月に王者リチャード・クラベラス(比)に競り勝ち、東洋太平洋フライ級王座を奪取した中山佳祐(29=ワタナベ)が、明日13日の後楽園ホールで「リトル・パックマン」の異名を誇る同級8位ジョーバート・アルバレス(27=比)を迎え初防衛戦に臨む。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、リミットの50.8sをそれぞれ一発でパスした。
中山はリミットでクリア
前回、元世界ランカーを相手に12ラウンドをフルに戦い、スタミナに自信がついたという中山は、「決して苦手なタイプじゃない。プレッシャーはあるが、あくまでもマイペースに。その中でチャンスがあれば仕留めにいく」と試合をイメージ。「世界ランクを上げるためにも負けられない。(世界まで)遠回りはしたくない」と気持ちを高めた。
初来日のアルバレスは50.4kg
一方、中山と同じサウスポーのアルバレスは、運動量に定評があり、ここまで20戦17勝(7KO)2敗1分の戦績を誇る。メキシコ、プエルトリコといった敵地で地域王座を獲得した実績もあり、初来日にも緊張の色はなし。「対策は万全。自分の技術を見せつけたい。世界ランクも有する中山を破り、一気にステップアップする」と意気込んだ。