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香港のコンベンションセンターで行われるWBOインターナショナルのタイトルマッチで対戦する地元のビッグスターで同チャンピオンのレックス・ツォー(香港)と元世界チャンピオンの河野公平(ワタナベ)が6日、ショッピングモールで公開前日計量に臨んだ。21戦全勝(13KO)中で、スポーツ用品メーカーのナイキがスポンサーについているレックスの人気は今も上昇中。公開計量でも大きな声援を集めた。
河野公平(ワタナベ)
注目を集める中でゆっくりと計量台にあがった河野公平は115lbで一発クリア。「この試合のために半年間準備してきた。ついにその日がきた」と気合いを入れた。香港のビッグスターで全勝中のレックスに勝って、世界戦線へのカムバックを果たすことができるのか。これまでにも亀田興毅や井上尚弥(大橋)といった注目選手と拳を交えてきたタフボーイに地元のメディアも殺到した。
レックス・ツォー(香港)
言わずと知れた人気者、チャンピオンとして紹介されたレックスは河野と同じ115lbで計量台を降りると「準備はしっかり出来た。やってきたことを全部出して勝つ」とキャリアのターニングポイントとなる可能性を秘めた大一番に興奮を隠しきれなかった。
ルールミーティング
今、最も熱いスーパーフライ級の世界戦線に殴り込みをかけるのは、どっちか? この階級のトップ戦線を10年間牽引してきた河野公平(ワタナベ)が勝つのか、香港で着実に実力をつけてきたレックスが世界への扉を開くのかー。