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明日の後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」のメインイベント、日本スーパーフェザー級王座決定戦の前日計量が6日、都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、同級1位の末吉大(26=帝拳)と同級2位の高畑里望(38=ドリーム)が会場に姿を現した。両者は前王者の尾川堅一(29=帝拳)が返上したベルトを争う。
圧倒的なパフォーマンスを見せる
現在12連勝中でベルトに王手をかけた末吉は100gアンダーの58.8kgでパスした。「相手はリーチがあるし、いろいろと仕掛けて崩してくると思う。簡単な相手ではない」と高畑のキャリアを警戒。「1試合1試合が必死なのでタイトル戦という意識はないが、尾川さんが持っていたベルトが欲しい気持ちはある。明日は勝ちにこだわりつつも絶対的な強さを見せたい」と翌日に27歳の誕生日を迎える末吉は必勝を誓った。
これがラストチャンスのつもり
これまで数多くの強豪と拳を交えてきた高畑も100gアンダーの58.8kgでクリア。「タイトルマッチという実感はまだない。ランキングで一番強い末吉選手と戦うだけ。これまで戦ってきた相手の中でもトップクラスの実力者」とコメント。「相手は距離が長くて左が多彩で右の殺傷能力も高い。試合は噛み合わないと思うのでどう自分の方に持っていくかがポイントとなる。見ている人が熱くなれるような試合を見せたい。いつもの自分を出せれば自然と結果はついてくる」と決意を口にした。