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明日6日の後楽園ホールでは、記念すべき初の日本女子王座戦、1位の高野人母美(30=協栄)と2位の吉田実代(29=EBISU K's BOX)による初代バンタム級王座決定戦が開催される。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、ともにリミットを100g下回る53.4sでクリアした。
ヤンキーを上回る極道をイメージ
計量時のパフォーマンスが何かと話題になる元東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者の高野は、銀髪に染めサイドを刈り上げたオールバックのヘアースタイルに着物姿と、任侠を思わせる出で立ちで登場。秤を前に着物を脱ぐと、背中に入れた刺青ならぬボディペイントを報道陣に見せつけた。朝6時に起きて制作に5時間を掛けたペイントは、自身を黒豹、龍を吉田と捉え、明日の激戦をイメージ。高野は「必ず初代王者を獲得し、歴史に名を残す」と意気込んだ。
過去のパフォーマンスに掛かった金額は100万円
また、先日の敗戦で引退を表明した山上ジム時代の元先輩、天笠尚(FLARE山上)のガウンを着て明日は入場すると明かし、「お世話になった山上会長と天笠さんの想いをしょってリングに立つ」と決意の表情を見せた。
キック出身の吉田実代はママさんファイター
一方、今回がタイトル初挑戦となる吉田は、「練習してきたことを信じて全力を出したい。身長差はあるが、いろんな対策をしてきたので問題はないと思う。得意のコンビネーションが入ればKO決着もある」と自信を示した。