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大阪府豊中市内の豊中市立ローズ文化ホールで12日、ワイルドビートジムのイベント「BOXING BEAT vol 7」が開催された。メインイベントでは東洋太平洋女子アトム級タイトルマッチがセットされ、戴冠から1年5ヶ月ぶりに初防衛戦を迎えたチャンピオンの秋田屋まさえ(ワイルドビート)が同級5位の荒瀬あかり(ヨシヤマ)と拳を交えた。
負傷判定で初防衛に成功
試合は、距離を支配した秋田屋が序盤からペースを握った。だが、タイトル初挑戦の荒瀬はワンツーを振りながら前に出ると時折秋田屋を捕まえることに成功し右をヒットした。4ラウンド終了時点での途中採点は3者がチャンピオンの秋田屋を支持した。途中採点を聞いた荒瀬は猛然とプレスを強める。6ラウンド、両者偶然のバッティングで秋田屋が右目上を大きくカットし流血。2度目のドクターチェックでレフェリーがこれ以上の試合続行は不可能と判断し試合は終了。負傷判定で秋田屋がジャッジ3者の支持を集め初防衛に成功した。
ダメな試合でしたと秋田屋
試合後、秋田屋は「全然ダメでしたね、相手はガツガツくるのはわかっていたので、回って対応しようと思っていたんですけどね」と、笑顔ながら試合内容には不満顔。「アップの時は調子よく、体も軽かったんですけど、試合ではうまくいかなかった。また、練習頑張っていきます」と、先を見据えた。
佐賀道成会長
佐賀道成会長は「(相手の)圧力はわかっていたんですけどね。あててるのに見栄えが悪くなるパターンでしたね。とりあえず勝ててよかったです。圧に対する対策をまた練習していきます」と、課題克服に意欲をみせた。
採点表