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4日、山口・海峡メッセ下関イベントホールで「関門ドラマティックファイトVol.10」が開催され、メインではOPBF東洋太平洋ライト級3位、日本同級2位のアクセル住吉(関門ジャパン)がOPBFスーパーフェザー級12位、日本同級14位、10戦全勝中のホープ中谷有利(グリーンツダ)を迎え、タイトル前哨戦と位置づけられたライト級8回戦を行った。
住吉が地元で快勝
ファイトスタイルの対称的な両者は、中谷が右をヒットさせオープニングヒットを奪うと住吉もボディへとパンチを集め手数で応戦しスタート。2回に入ると長い距離を保つ中谷だったが、住吉の踏み込んでの右ストレートをもらいたたらを踏んでしまった。3回は更に手数を増してペースを握る住吉に強打の右で打開をはかった中谷は、住吉にガードで凌がれるも4回序盤には左フックの距離が合い始めエキサイトな打ち合いを展開した。
5回は右ストレートを狙う中谷に対し、住吉がジャブからワンツーを上下に打ち分けテンポを維持。すると、6回に試合が動き、住吉が前に出る中谷を引き込んでの左フックで顎を打ち抜きダウンを奪う。中谷は立ち上がるもすぐに連打にさらされ、レフェリーに止められた。
5回は右ストレートを狙う中谷に対し、住吉がジャブからワンツーを上下に打ち分けテンポを維持。すると、6回に試合が動き、住吉が前に出る中谷を引き込んでの左フックで顎を打ち抜きダウンを奪う。中谷は立ち上がるもすぐに連打にさらされ、レフェリーに止められた。
王座挑戦に弾みがついた
地元下関での快勝に住吉は、「全開で8ラウンド動ける準備をしていたので序盤から攻めてプレスをかけることができた。下半身は特にフィジカルトレーニングで鍛えたので作戦と上手く相乗できたと思う。最後に決めた左フックは4回から距離を測り狙っていたパンチ。右も鍛えて自信があったので持ち味を出せたと思う」と喜び、15年4月以来の王座挑戦に弾みをつけた。
初黒星を喫した中谷
一方、11戦目にして初の黒星となった中谷は、「完敗です、全然ダメでした。負けるイメージは無かったのに…」と言葉少なく悔しさを滲ませた。