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大阪帝拳ジム所属の辰吉寿以輝が29日、1月の怪我から復帰後初のスパーリングを報道陣に公開した。また、この日は辰吉の対戦相手が正式決定し併せて発表された。辰吉の初A級初戦の対戦相手は元インドネシアスーパーバンタム級国内王者のジュンドウラ・ファウザン(29)で戦績は9戦7勝(1KO)1敗1分。
ジャブを磨くと辰吉
1月の怪我から練習再開後初のスパーリングに臨んだ辰吉は、序盤手数が出ず、固さが見えたものの2ラウンドからエンジンをかけ、左ボディから強烈なフックを放ちパートナーをロープに飛ばす場面を作る。5ラウンドこなしたスパーリングで自身が課題にあげる「効かせてまとめる」ことを念頭に鋭いラッシュを随所に披露した。
笑顔が復調を物語る
スパーリング後、集まった報道陣に「今日は、全然良くなかったけど、怪我をする前の自分と(スパーリング)したら必ず倒せるくらい違いは感じる」と、休養期間の充実した特訓の成果を実感した様子だ。次戦への課題は「ジャブをしっかりと練習して試合に出したい」と、意気込みを語った。
吉井寛会長
スパーリングを見守った吉井会長は「今日は動きも良かったと思う。最初は怪我の影響で手が出なかったから心配したけど、中盤からはしっかりと振っていたし大丈夫でしょう。ディフェンス面をもう少し修正していってほしいね」と、復調ぶりには頬を緩めたが、注文も忘れなかった。