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東洋太平洋ミドル級チャンピオンの太尊康輝(六島)と、同バンタム級チャンピオンのマーク・ジョン・ヤップ(六島)が29日、所属する六島ジムで次戦の発表会見を行なった。試合は7月30日(日)、住吉区民センターで、太尊は同級14位のロックハート・ブランドン(森岡)を迎えて2度目の防衛戦。ヤップは元日本同級王者で東洋太平洋同級2位の益田健太郎(新日本木村)を迎えて初防衛戦。また、この日のイベントでは東洋太平洋スーパーウェルター級9位のジャンボおだ信長本屋ペタジーニ(六島)が東洋太平洋チャンピオンのラーチャシー・シットサイトーン(タイ)に挑戦することが発表された。7月30日の六島ジムのイベントは東洋太平洋3大タイトルマッチとなる。
枝川孝会長
会見の冒頭、枝川孝会長は「7月30日に東洋太平洋3タイトルマッチを行います。太尊は初防衛戦の時に減量も失敗しているし、しっかりと自覚を持って調整してもらってKO勝ちをしてもらいたいです。ヤップは初防衛戦ですが、元日本王者と厳しいマッチメイクやけど、フィリピンから来て世界タイトルをするには厳しい試合をクリアしてもらうしかない。ジャンボは細川(貴之→引退)が、『俺のベルトをジャンボに奪い返してもらいたい』と、激励が来ているのでしっかりと取り返してもらいます」と、それぞれの選手に期待をかけた。
太尊康輝
続いて太尊康輝は「前回の試合は調整に苦しんだので、しっかりと調整して、勝ちにいきます。とりあえずKOしか考えていません。しっかりと防衛します」と、気合の表情をみせた。
マーク・ジョン・ヤップ
ようやく初防衛戦が決まったヤップは「私はこのベルトを守ることしか考えていない。このベルトをしっかりと防衛して、世界のチャンスを掴みたい。相手はもう歳だと思っている。必ず倒して勝ちます」と、闘志をみせた。
ジャンボおだ信長本屋ペタジーニ
初タイトル挑戦が決まったジャンボは「昨年負けて、1年試合から遠ざかっていましたけど、やりたい気持ちもあり、会長に受け入れてもらいました。また、復帰してこんなチャンスをもらえたので、しっかり勝って恩返しをしたいと思います」と、意気込みを語った。
7月30日は東洋太平洋トリプルマッチ