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5月20日(土)東京・有明コロシアムでWBA(世界ボクシング協会)ミドル級王座決定戦に挑む同級2位の村田諒太(31=帝拳)が9日、都内のジムで練習を公開した。五輪金メダリスト初の世界戦とあって普段ボクシングを取り扱わないメディアも注目。会見には100名近い報道陣が訪れた。
練習に先だって行われた会見では冒頭、帝拳プローション浜田剛史代表が「デビュー以来、最高のコンディションで世界戦を迎えることができる。今が一番強い」と期待すると、村田も「良い時期も悪い時期もあったが、それを乗り越えたからこそ今良い形になっている」と自信を示した。
練習に先だって行われた会見では冒頭、帝拳プローション浜田剛史代表が「デビュー以来、最高のコンディションで世界戦を迎えることができる。今が一番強い」と期待すると、村田も「良い時期も悪い時期もあったが、それを乗り越えたからこそ今良い形になっている」と自信を示した。
100人近くの報道陣
練習は軽めに終始したが、世界戦のために海外から呼び寄せたパートナーのひとり、パトリック・デイ(米)と2ラウンドのスパーリングを行い、初回は力が入り追いすぎたが、ポジションニングを意識した2回はワンツー、ボディで捉え、すぐさま修正する能力の高さを見せた。また、田中繊大トレーナーとのミット打ちでは、上下ブローの確認に時間を費やし、たっぷりと汗を流した。
スパーリングはここまで100ラウンド超を消化
練習後、「1ラウンドはまったくダメ。2ラウンドから良くなったが、いつもそう。何でかな」と反省した村田は、「構え過ぎると今日のような展開になる。いかに上手く相手の懐に入るかがカギ。エンダムは1ラウンド目が強いので、そこで良いパンチをもらわないこと。タイミングを計るまでは我慢」と試合をイメージした。
田中トレーナーとのミット打ち
プロになって4年前、精神面のコントロールもだいぶ身についたが、今度の試合はプロ転向時から目標にしていた念願の世界戦。いつもと違う緊張感に包まれ、時に不安を感じる村田だが、そんな時に二人の子供の顔を見ると「自分は一人じゃないんだ」と不安を忘れることができるという。家族に支えられた村田は20日、誰よりも強いパパを証明する。
ウェイトは練習終わりで+3s