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世界再挑戦を目指す日本スーパーフェザー級1位の金子大樹(28=横浜光)が6日、後楽園ホールで開催された「ダイナミックグローブ」のメインイベントに出場。59.5s契約10回戦で日本同級6位の東上剛司(36=ドリーム)と拳を交えた。前日計量で圧倒的な内容を勝つと語った金子がどのような戦いを見せたのか?
金子が強さを見せつけた
元日本王者の金子がキレのあるジャブで主導権を掌握。前に出る東上の動きを止めた。3回には左ボディ、右ストレートを決め東上の左目上を切り裂くとさらにペースアップ。勝利への執念を見せたが東上だったが被弾が増えていき、最後は連打を浴びたところでレフェリーが試合をストップした。
相手は打たれ強かった
日本ランカー対決を完勝した金子は「自分のイメージ通りに動くことが出来たし、冷静に相手を見ることができた。目標はKOだったので良かった」と安堵の表情を浮かべた。2015年の連敗から5連勝を飾り、完全復活を印象付けた金子は「今の立ち位置は元々いたところなので強さを証明しないといけない。尾川選手や伊藤選手と戦いたい。お客さんもそう思っていると思う」と日本同級王者の尾川堅一(帝拳)、OPBF東洋太平洋&WBOアジアパシフィック同級王者の伊藤雅雪(伴流)との対戦を熱望した。
パンチのタイミングが合い始めていたが…
キャリア初のKO負けとなった東上は「パンチは効いていなかった。テクニックはどうこう考えず相撃ち覚悟でいった。傷口が広がってしまったのでストップは仕方ない。負け続けているのでこのまま自己満足ではできない。今後のことはしっかりと考えます」と話し会見を終えた。
採点表