試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
ダブル世界戦と同じく行われた日本スーパーフェザー級王座決定10回戦は、同級1位・岡田誠一(大橋)が同級5位・福原力也(ワタナベ)を僅差の判定2-1(95-96、96-95、96-95)で退け、初のタイトルを獲得した。
試合は、福原が序盤のポイントをアウトボクシングで奪うが、剛打を誇る岡田の左ボディを受けると次第に足が止まり、中盤以降は打ち合いに飲まれていく。接近戦では、福原も鋭い右アッパーを打ち込んだが、岡田の圧力を跳ね返すことは出来なかった。
試合は、福原が序盤のポイントをアウトボクシングで奪うが、剛打を誇る岡田の左ボディを受けると次第に足が止まり、中盤以降は打ち合いに飲まれていく。接近戦では、福原も鋭い右アッパーを打ち込んだが、岡田の圧力を跳ね返すことは出来なかった。
試合後の福原
昨年9月の東洋、そして今回の日本と2戦続けてのタイトル挑戦に失敗した元日本スーパーバンタム級王者の福原は、試合後の会見で「パンチは当たっていたが、もう少し切れるようなパンチを打ちたかった。中盤からは動かされていた。この階級ではパワーで勝負をするのも難しいと感じた」と語り、階級の壁を痛感。さらに「会長に何度もチャンスをもらっていながら、次は頑張りますとは簡単に言えない」として、進退の明言を避けた。
岡田の会見
一方、昨年2月の前日本王者・三浦隆司(横浜光)からの王座奪取失敗を乗り越え、見事初のタイトルを獲得した岡田が会見に応じた。「福原選手の右アッパーは警戒していたが、前半にポイントを取られヒヤヒヤした。足は想定内だったが、打ちづらくいやな相手だった」と岡田。さらに「やっと日本一になれた。これから世界に向けて新しいスタートが切れる。まだまだ全部の力を出していない」と語り、その顔に笑顔は見られず、視線は既に次なるステージを見据えていた。
目指すは世界