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東洋太平洋スーパーウェルター級チャンピオンの大石豊(井岡弘樹)と東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦に出場する、ぬきてるみ(井岡弘樹)が12日、大阪市内のジムで会見を行い試合直前の心境を語った。
初防衛戦に臨む大石豊
試合を10日後に控えた大石は「順調に来ていると思います。体重は後5kgくらいありますけど、いつも通りなので大丈夫です」と順調な調整をアピールした。初防衛戦について、調整段階で少し集中力を欠いたと反省した大石は「チャンピオンとして、自覚を持った試合をしたいと思います、それでようやく認めてもらえる」と、気を引き締めた。前チャンピオンの細川貴之(六島→引退)の引退については「正直、次の次に試合をすると思っていたので、残念です。もう一度やって、白黒つけたかった」と、悔しい思いを吐露した。
右:ぬきてるみ
続いて2年ぶり2度目のチャンスを生かしたいぬきは「この2年はトレーナーも変わって、イチからボクシングを作り直したので、そういうところをみてもらいたい」と2年前とは違う「新生ぬき」を強調した。「正直、もうチャンスは来ないと思っていたので、チャンスを作ってくれた、会長、トレーナーに感謝の気持ちで必ずベルトをプレゼントできるようにしたい」と、目に涙をため決意を固めた。
井岡弘樹会長
最後に井岡弘樹会長は「大石に関しては、世界ランキングにも入っているので、内容を重視したい。世界も狙えるところまで来ているわけやし、相応のボクシングをしてもらいます。ぬきについては、しっかりボクシングをしてもらって、ベルトを獲れるように、こちらはサポートするだけですね」と、両者に期待した。
試合は4月22日エディオンアリーナ大阪