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WBC(世界ボクシング評議会)スーパーフライ級タイトルマッチ、王者ローマン・ゴンサレス(29=ニカラグア)対挑戦者同級2位シーサケット・ソールンビサイ(30=タイ)は18日(日本時間19日)、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で行われる。試合前日の17日には両選手が計量に臨み、ともにスーパーフライ級リミットの115ポンド(約52.1キロ)をクリアした。
※ゴンサレス対シーサケット、ダブルメインの世界ミドル級タイトルマッチ、ゲンナディ・ゴロフキン(34=カザフスタン/米)対ダニエル・ジェイコブス(30=米)は19日(日)午前10時からWOWOWライブで生中継。ゲスト解説は村田諒太(31=帝拳)、井上尚弥(23=大橋)。
先に秤に載ったシーサケットはほとんど表情を崩さず、やや緊張の面持ちともみえたが、体重は114ポンド(約51.7キロ)で問題なくパス。続いて公開計量に臨んだゴンサレスは114.6ポンド(約51.9キロ)で、こちらも難なくクリアした。体重を確認したゴンサレスは両手を頭上に掲げてVサインでファンの声援に応じた。秤を降りると両者は握手してフェイスオフ(睨み合い)という段取りになったが、ここでも微笑をみせるゴンサレスに対しシーサケットは無表情を貫いた。昨年9月にカルロス・クアドラス(メキシコ)から奪った4階級目の王座の初防衛戦となるゴンサレスは46戦全勝(38KO)。報酬は50万ドル(約5600万円)と公表されている。2代前の王者でもあるサウスポーのシーサケットは46戦41勝(38KO)4敗1分。12対1のオッズが示すようにゴンサレスが圧倒的に有利とみられている。
なお、アンダーカードではクアドラス対ダビド・カルモナ(メキシコ)というスーパーフライ級の世界ランカー対決も組まれている。この試合の計量も行われ、クアドラスが115.6ポンド(約52.4キロ)、カルモナが115.8ポンド(約52.5キロ)を計測した。現在、WBC1位にランクされているクアドラスは37戦35勝(27KO)1敗1分。昨年5月に井上尚弥(大橋)の持つWBO(世界ボクシング機構)王座に挑んで12回判定負けを喫しているカルモナは28戦20勝(8KO)3敗5分。いまはWBC14位にランクされている。ともに再起戦となる。