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WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級王者、山中慎介(34=帝拳)への指名挑戦者を決める戦いが11日(日本時間12日)、メキシコシティで行われた。22戦全勝(16KO)の戦績を誇るサウスポーの強打者、同級1位のルイス・ネリィ(メキシコ)と、目下14連勝中の5位、ヘスス・マルチネス(コロンビア)が拳を交えたもの。また、前WBA(世界ボクシング協会)、WBO(世界ボクシング機構)フライ級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(26=メキシコ)もリングに上がった。
サウスポーのネリィは3回から攻勢を強め、4回終盤にはスリップながらダウンも奪った。こうしたなかマルチネスは右目の周辺も腫れ始め、勝機を見出すことができなかった。結局、5回が始まる前にマルチネスは棄権、ネリィの4回終了TKO勝ちとなった。10日に1位にアップしたばかりの地位を守るとともに山中への指名挑戦権を手に入れたネリィは23全勝(17KO)、敗れたマルチネスは25戦23勝(11KO)2敗。
また、スーパーフライ級への転向を果たしたファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)は、アヌアル・サラス(コロンビア)のボディ攻めて2度のダウンを奪って5回KO勝ち、空位になっていたWBCシルバー・スーパーフライ級王座を獲得した。エストラーダは37戦35勝(25KO)2敗、サラスは24戦20勝(12KO)4敗。