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今月31日の初防衛戦を控えたWBA世界スーパーバンタム級王者・李冽理(横浜光)が23日、神奈川県・横浜光ジムで公開練習を行った。
練習前の会見で李は「今までにないハードな練習をこなしてきた。前回はアウトボクシングで戦ったが、今回は打ち合う練習もしている。挑戦者(下田昭文[帝拳])は気の強い選手。インファイトかアウトファイトかは流れで。試合の途中で終れれば」と、KO勝利への意欲を見せた。
練習前の会見で李は「今までにないハードな練習をこなしてきた。前回はアウトボクシングで戦ったが、今回は打ち合う練習もしている。挑戦者(下田昭文[帝拳])は気の強い選手。インファイトかアウトファイトかは流れで。試合の途中で終れれば」と、KO勝利への意欲を見せた。
石井会長代行と李
また、同席した李のトレーナーでもある石井会長代行は「ハードな練習で、フィジカル、メンタルと全ての面で向上し、戦いの幅が広がった。サウスポーを含め下田対策はしてきた。後は実際の試合で、李がどう感じるか。最後は李の技術面が勝ると思う」と、李の勝利を確信していた。
健太郎とのスパー
公開練習では2階級上のサウスポー、健太郎マイモンコンプロモーション(TI山形)を相手に2ラウンドのスパーリングを行い、緩急をつけた動きからサイドへの足の運び、右のタイミングなどを入念に確かめていた。パートナーを務めた健太郎は「昨年の12月から続け、100ラウンドぐらいのスパーをしました。(李の)階級は下ですが、パワーが凄い。懐にもなかなか入れません」とコメント。
芯を外さないミット打ち
さらに石井代行とのミット打ちでは、右アッパー、左フック・ボディをしっかりと打ち込み、ジャブからのコンビネーションを改めて確認。これを見た帝拳ジムの浜田代表は「ミットの芯を正確に捕えている。強い前王者に勝ったのが自信になっている。ミットでも左の対策がしっかりと出来ているのが分かる。下田とは噛み合うんじゃないかな。打ち合えば良い試合になる」と、感想を漏らした。
ロープで汗を流す李
万全のサウスポー対策に「今では左専門になりました」と、余裕さえ感じさせる仕上がりを見せた李冽理。減量も無理なく進み、いよいよ最後の調整段階に入る。