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WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級王者、山中慎介(34=帝拳)への指名挑戦権をかけ、2位のルイス・ネリィ(メキシコ)と8位のヘスス・マルチネス(コロンビア)が11日(日本時間12日)、メキシコシティで拳を交える。同じリングでは前WBA(世界ボクシング協会)、WBO(世界ボクシング機構)フライ級王者のファン・フランシスコ・エストラーダ(26=メキシコ)がアヌアル・サラス(コロンビア)と対戦する。
ネリィは攻撃型のサウスポーで、12年5月のデビューから22戦全勝(16KO)をマークしている。昨年はWBC米大陸王座、WBCシルバー王座を獲得するなどして勢いを増している。コロンビア国外で初めて戦うマルチネスは24戦23勝(11KO)1敗。WBC1位にはスリヤン・ソールンビサイ(タイ)がランクされているが、2月にドーピング違反が発覚しており、ランキングから除外されることが確実視されている。2日に12度目の防衛を果たした山中は「危機感を抱くような相手と戦いたい」と話しており、ネリィはその希望に沿う強敵といえる。はたしてネリィはマルチネスを下して山中への挑戦権を手にすることができるか。